生理不順の原因と対処法 自律神経の乱れと関係あるの?

不妊症

「1ヶ月以上生理が来ていない…」

「生理が来ても、数日で終わるのは何かおかしいのかな?」

女性にとって、生理が乱れるということはとても不安ですよね。

生理(月経)不順の原因はいろいろとありますが、実は、自律神経が乱れていることが原因で生理不順が起きることがあるんです。

本ブログでは、

  • 生理不順ってそもそもどんな状態?
  • 生理不順と自律神経ってどんな関係があるの?
  • 自律神経の乱れが原因の生理不順への対処法

を解説します。

生理不順ってどんな状態?

「生理不順」と一口に言っても、その症状は様々です。

例えば

  • 周期が定まっていない
  • 数ヶ月に1ヶ月しか生理が来ない
  • 1ヶ月に2回も3回も出血がある
  • 生理が3日程度で終わってしまう

などです。

一時的な月経不順は自然に元に戻り、原因不明で終わることも多いです。

しかし中には、危険な病気が隠れていることもありますから「このくらいなら大丈夫…」と放置せずに早めに婦人科を受診してください。

「正常な生理」って?

では、正常な生理とはどのような状態でしょうか。

一般的に、周期が25日から38日の間隔で起こり、一定の日数で出血が止まる正常の範囲といえます。

数日の周期のズレは正常範囲内なので、心配しすぎないようにしましょう。

生理不順と自律神経の乱れって関係あるの?

結論から言うと、生理不順と自律神経の乱れには関係があると考えられています。

自律神経は交感神経と副交感神経の2種類があります。

また、女性ホルモンには、エストロゲンプロゲステロンの2種類があります。

エストロゲン

  1. 子宮内膜を厚くして妊娠に備える
  2. 女性らしい体を作る
  3. 自律神経の働きを安定させる
  4. コラーゲンの産生を促す
  5. 血管、骨、関節、脳などを健康に保つ

プロゲステロン

  1. 厚くなった子宮内膜を柔らかくして妊娠しやすい状態にする
  2. 水分や栄養を溜め込む
  3. 体温を上げる
  4. 食欲を増進させる

特にエストロゲンには自律神経を活発化する作用があります。

生理によって分泌される女性ホルモンは周期によって大きく分泌量が大きく変動し、その急激な変化で心身の不調や生理不順が起こることがあります。

そこに、ストレスや睡眠不足、疲労などが重なると自律神経も影響を受けて、ますます生理前後の不調がひどくなったり、生理不順が起きたりする可能性があると考えられています。

自律神経の乱れによる生理不順を防ぐにはどうしたらいいの?

自律神経のうち、活動時や緊張時に優位になるのが交感神経です。

反対に、リラックスしている時に優位になるのが副交感神経です。

しかし、この切り替えがうまくいかずに交感神経が優位になったままになってしまうと、心身が緊張状態になったままになってしまいます。

体の緊張状態が続くと、血管が収縮して血流が悪くなり、さらに緊張状態が悪化していくという負のループになってしまいます。

すると、生理不順だけでなく、頭痛やめまい、肩こり、冷え、腰痛、倦怠感など全身の不調につながります。

では、自律神経の乱れによる生理不順や心身の不調を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか。

良質な睡眠をとろう

自律神経を整えるには睡眠が重要です。睡眠不足はホルモンの分泌を低下させます。

睡眠の質を高めるには、次のような方法があります。

  1. 自分の体にあった寝具を選ぶ
  2. 寝る3時間前までに夕食を終わらせる
  3. 就寝1時間前に入浴し、寝付きをよくする
  4. 寝る直前にスマホやネットを見ない

人間関係を見直す

仕事や家庭など、生きている中で人との関わりは避けて通れないことです。

しかし、合う人、合わない人がいるのもまた事実です。人間関係が日々のストレスの原因になってしまうことがあると言えるでしょう。

苦手だなと思う人や、一緒にいると傷ついてしまう人とは、うまく距離を取ったり、自己肯定感を高めるなどして、できるだけストレスを感じないように対処していけるといいですね。

冷えや血行不良に気をつける

体を冷やすと、血管が収縮し、血流が悪くなります。

体が冷えると副交感神経が働きにくくなり、自律神経が乱れてしまいます。

また、冷えが強すぎると体は「温めよう」とするため、それ自体が身体にとってストレスになってしまうのです。

体が冷えると卵巣内にも血行不良が起こり、卵巣の働きが低下します。すると、ホルモンバランスが乱れて生理不順につながってしまいます。

冷えと血行不良は、自律神経にも女性ホルモンにとっても大敵です。

冷えを改善する方法としては

  • ジョギングやストレッチなどの軽めの運動で筋肉をほぐし、血流をアップする
  • 夏でも手足やお腹が冷えないように服装に気をつける(カイロや腹巻きを使ってお腹を直接温めるのもおすすめ)
  • 体を温める食材を意識して食べる

体を温める食材としては、次のようなものがあります。

体を温める食材の一例

  • 肉類、赤身の魚、青魚
  • 玄米、黒米、そば、全粒粉を使ったパンやパスタ
  • 玉ねぎ、かぼちゃ、しょうが、自然薯
  • にんにく、長ネギ、ニラなどの薬味
  • 発酵食品(キムチやチーズ)
  • みそ、醤油、唐辛子など

整体院で血流改善

血流をアップして冷えを改善させ、自律神経や生理不順を整えたいけど、運動や食べ物を意識しながら生活するのは難しいと思った人もいるでしょう。

そんな時には、整体院を頼ってみるのもおすすめです。

【自律神経失調症を整体で改善してみませんか】

福山市「やさしい整体院」は根本的な「体質」にアプローチ

福山市「やさしい整体院」では、根本的な体質改善のために以下のような施術を行うことで連日多くの来院者さんにお越しいただいております。

  • 内臓に対する施術
  • 血流を良くする運動や食事指導

内臓に対する施術

「やさしい整体院」では、内臓(循環系の血液やリンパ)の調整を行なっています。

内臓の調整と聞くと何をされるの?と思われるかもしれませんが、お客様からは「何をしているんですか?」と言われるくらい無痛の施術ですのでご安心ください。

【やさしい整体院 自律神経失調症を改善するための施術内容】

血流を良くする運動や食事指導

例えば、水分を取らなかったり甘いものを食べ過ぎていたりすると血流やリンパの流れは悪くなってしまいます。

まずは、お客様からしっかりと普段の生活のことをヒアリングし、根本的な原因を特定してセルフケアのアドバイスをさせていただいています。

「やさしい整体院」では、日常生活の姿勢や体の使い方などをわかりやすく丁寧にアドバイスさせていただくことでお悩みを根本から解消するお手伝いさせていただきます。

まとめ

いかがでしたか?

生理不順の原因には、自律神経の乱れが原因になっている場合があります。

特に、自律神経はストレスによって乱れやすいので、生理不順でお悩みの方はストレスケアを意識したり、体を温めて血流をよくするなどの根本にアプローチしましょう。

自律神経の乱れが原因の生理不順には、整体院での施術もおすすめです。

あまりにも長期にわたって生理不順や不調が続くときは、無理せず婦人科を受診してくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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