「肩こりは温めるべき?冷やすべき?」
「肩こりが楽になる改善法が知りたい!」
肩こりがあると、つらいし痛いし重だるい、何より気持ちが落ち込んで、日常生活が楽しくなくなってしまいますよね。
そんな肩こりですが、実は温めることで、痛みの軽減などに効果が期待できるんです!
この記事では、肩こり改善に効果が期待できるタオル温熱法や、慢性的な肩こりになる理由について紹介します。
この機会に血行不良を改善し、つらい肩こりにアプローチしていきましょう!
肩こりは温めるべき?冷やすべき?
肩こりの状態によって、温めるべきか、冷やすべきか変わってきます。
状態に適した対処法で肩こりを改善しましょう。
「パンパンに張った肩、揉んでも楽にならない肩こり」
このような慢性的な肩こりは温めてケアしましょう。
また、なかには危険な病気が隠れている肩こりの可能性もあります。
自分で状態を判断するのではなく、医療機関で一度診てもらい、肩こりの状態をきちんと把握してくださいね!
急性炎症の場合は冷やす
寝違えや筋肉痛が原因の炎症を伴う肩こりは、冷やして対処しましょう。
患部に熱や痛みが生じる理由は、痛めた部分に一時的に血流量が増し傷を修復するためです。
このときに温めてしまうと痛みや腫れや熱感が悪化する恐れがあります。
冷やすか温めるか迷ったら、入浴時に「痛みや腫れや熱感がどうなるか」が目安になります。
この目安を参考に、対処法を検討してみましょう。
慢性的な冷えの場合は温める

季節やエアコン(寒冷)、精神的ストレス、筋肉疲労などの血行不良による慢性的な肩こりは温めることで痛みが緩和します。
軽めの運動や入浴、ストレッチなどで血行を促進するようにしましょう。
また、冬場は体が冷めやすいため、温まった体を冷やさないように工夫してみてくださいね!
頭痛・吐き気・目の痛みをともなう危険な肩こり

以下の症状がある場合は、危険な病気の可能性が考えられるため今すぐ病院を受診しましょう。
- 頭痛
- 吐き気
- 目の痛み
肩こりの原因を知って対策しよう
血管が収縮して血行不良になると、熱の供給や、細胞間で行われる物質交換(「酸素と栄養素」と「二酸化炭素と不要物(疲労物質や発痛物質など)」の交換)が滞ります。
そのため、冷え・酸欠状態・乳酸などの蓄積が生じるため、「こり」「痛み」「冷え」「こわばり」「動かしづらさ」「疲労感」などの症状があらわれます。
これらの症状を肩こりといいます。
ストレスで筋肉は緊張して硬くなる
人はストレスを感じると自律神経の働きで「すぐに動けるよう筋肉を緊張させた状態」にして自己防御します。
通常リラックスしているとき筋肉は弛緩しているので、思いがけずの「不意打ち」には太刀打ちできません。
そのためストレスを感じると即座に準備を整えるのです。
これらの要因が肩こりに繋がると言われています。
肩こりになる4つのストレス要因
肩こりになる要因は以下の4つです。
- 「筋肉疲労」 筋肉が硬くなり血管を圧迫するため。
- 「冷え」 熱を逃がさないよう血管が収縮するため。
- 「精神的ストレス」 ストレスから身を守るよう筋肉を緊張させるため。
- 「運動不足」 動かないため血液が流れづらくなった状態。
これらのストレス要因を避けることで、肩こりを予防してみましょう!
簡単タオル温熱法で肩こりを解消しよう!
今回ご紹介するのはタオルを使った温熱法です。
運動や入浴や呼吸法など身体を温める方法は他にもありますが、自宅で気軽にでき、しかも簡単&低コスト、ぜひ今すぐ読みながら試していただけたらと思います。
ホットタオルの作り方
- タオルを濡らして絞り、ビニール袋に入れたものを電子レンジで温めます(600wで20~30秒を目安に適宜調節)。
- 患部に当てる前に必ず温度をチェックします。熱すぎる場合はタオルを広げると温度調節できます。
- 肩こりのつらい部分にタオルを当てます。肌に当たらない側をビニール袋で覆い、その上を乾いたタオルで覆うと熱が逃げづらくなります。
- タオルが冷めたら3~4回繰り返します。
ビニール袋から出してタオルを直接患部に当てましょう(湿熱式)。「湿熱式」だと筋肉まで温まります。
ビニール袋に入れたまま患部に当てた(乾熱式)場合と比べて、筋肉の血流量が上がるのでおすすめです。
ホットタオルを当てる場所
首、肩、背中(肩甲骨の間)などつらい部分に当てましょう。
この「思わず温めたくなってしまう場所」にあるのは僧帽筋という筋肉です。
僧帽筋がある「後頭部から肩や肩甲骨にかけた範囲」を温めるのがおすすめです。
冷えが強い場合は「大椎」や「風門」というツボをカバーするように当てるとよいでしょう。

まとめ
いかがでしたか?
温めるとよくなる肩こりについてご紹介してきました。
肩こりの状態がわかると温める理由や改善法も納得できるのではないかと思います。
タオル温熱法を日常に上手く取り入れて、ご自身に合った”温活”生活をお楽しみくださいね。
また、中には危険な病気が隠れている肩こりの可能性もあります。
自分で症状を判断するのではなく、違和感を感じた場合は病院などで診てもらい、その後のセルフケアとして記事の内容を参考にしてくださいね.
最後までお読みいただきありがとうございました!
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